2、一体あたりのポイントの高いユニット

 10ポイントの兵士10人で100ポイントの部隊もあれば、一人で100ポイントの化け物のような戦士もいます。このような高ポイントの戦力を多く含む軍団は、引き換えに全体のユニット数が少なくなります。部隊同士が直接にぶつかり合う部分では少数精鋭の高ポイントユニットが多く勝つでしょう。一方で安価な部隊は数が多いので、戦場を広く支配するなどの戦略目標を数多く達成できます。少数精鋭の部隊は相手をどんどん倒して減らし、数の不利を克服しようとしますし、安価な部隊は数を頼みに相手を倒すか、あるいはどんどん倒されても数が多いので全滅しない、という状況に持っていこうとします。合計ポイントで見れば、安価な部隊を多く含む軍団と、少数精鋭の軍団とは、総合戦力ではイーブンのはずです。
 ところが実際に闘ってみると、戦績は五分五分にはなりません。少数精鋭の軍団が負ける事の方が多いのです。これは、高ポイントの兵士はポイント分の働きをさせるのが難しいからです。