1-2、射撃部隊に射撃をさせる

 同じ考え方で、射撃部隊にはできるだけ多くの回数射撃をさせます。物陰に隠れて、撃たれないけど撃てない状態でいるというのは、部隊に払ったポイントを無駄にしています。射撃部隊が射撃できないときは、損害が出ていないようで、実はどんどん負けていっているのです。
 もちろん、敵の射撃部隊が撃つチャンスはどんどん減らすようにします。敵の射撃部隊がノーダメージで生き延びていても、その射撃部隊が射撃できていないならば、こちらの有利なのです。
 この考え方によって、例えば敵味方の射撃部隊が物陰から睨みあい、どちらも射撃できない、といった状況を、どちらがより多くの無駄を出してしまっているか、という観点から検討することができます。